昨日のことをちゃんと言葉にして残しておこうと思います
自分の頭の中と向き合うために という意味でも一度文章にしてみる てことで
バンドのこともやけど、わたしの話をする
きのうはFiSHBORNの2枚目のシングル「ラブソング」発売記念イベントでした
ホームの高槻RASPBERRYにて
簡単な言葉で言うなら、こんなにもうれしいことがある?という感じ
ちょっと簡単に言いすぎた
正直な話をする
基本的に、私はたぶん結構自分に自信があるタイプ 他人がどうであれ自分は自分という考え方がすごく好き
なんやけど
でもどこか常に自分は人より劣っているんじゃないか とか 体裁 とか そういうくだらんと思う、というか、くだらんと思っていたいものにすごく囚われている部分があって
なりたい自分 と 人から見える自分 と 夜寝る前のだれも見ていないときに出てくる、いわゆる実際の自分 とのギャップというか そういうところでうまくわたしという人間のバランスが取れなくなることがある
格好つけの性格やからそういうのあまり人に見せないようにしようとか思ってしまうんやけど
バンドって人間を表すよね という話はもうFiSHBORNの3人のなかでは何十回何百回と繰り返し話してきた話題で
じゃあこのわたしが曲を書いて フロントマンとして前に立っているわたしのバンドはどういう風に見えるのか ということを考えると、なんかすごく怖くなることがある
昨日(日付的にはもう一昨日になってしまったけど、)は、
でも、もうそういうの、よくない? って思った
わたしは出てくれた3バンドがステージからくれた言葉のひとつひとつがどうしようもなくうれしかった
わたしにはこうやって、ライブハウスで出会って、わたしたちの作る1日が大切なものになるように という思いをくれる人がいるやん
と思った
いままで必死すぎて、そのこと頭ではわかってるつもりやったけど心まで伝わってなかったのかもしれん
こんなうれしくって、大切で、すごいことにちゃんと気づいてなかったのまじでめっちゃ恥ずかしい
わたしはわたしで、それ以外にはなれなくって、で、そのわたしのバンドを、こうやって認めてくれる人たちがいて
わたしたちがまだ中学3年生の頃、なんか響きがおもしろくない?っていうまあまあアホな理由でつけたFiSHBORNっていう名前をステージから何回も呼んでくれる人たちがいて
その事実が本当に本当にどうしようもなくうれしかった、です
5PEACE、全力人間ランド、Amuse
わたしはこの3バンドのことが本当に好き、というか、信用している、という言葉の方がしっくりくるな
昨日という日を一緒に作ることができたのがこのバンドで、この人たちでよかった 大正解
見てくれた人たち
昨日の1日で あの空間で 少しでもなにか感じてくれたかなあーー
ライブ中 ブレイクの一瞬の空気感 とか なんかドキドキするあの感じ とか 拳が上がるあの瞬間 とか
めっちゃ、いいよな
あの感じは絶対に来てくれた人にしかない、しかもライブが終わったらもう思い出すことしかできないっていう特別すぎるものやから
曲 ライブ そういうわたしたち3人が作ったものにドキドキしてくれる人がいるとしたら それって超すごいよな
わたしは誰かの特別な一瞬を作ることができたやろうか
2018.07.14. 土曜日の夜 あの空間にいることを選んだこと 大正解やったって思ってくれてたらめっちゃいいな
この写真みたらわりとみんな大正解な顔してる気がする 気のせいじゃなかったら最高
わたしが夜中2時、ベッドの中でだれにも見せへんノートに書いた言葉 それが曲になって CDっていう目に見える形になって
もしかしたらいまこの瞬間に誰かのヘッドフォンの中で鳴ってる かも
素敵すぎやろ
たぶん 最初に書いた、わたしという人間がどうこう、というの 今すぐには変わらんと思う
わたしはたぶんこれからもどうでもいいようなことで誰かと自分を比べて落ち込むし、そういう自分が嫌すぎてどうしようもなくなるとも思う
思うけど、
終演後に話してたときの 5PEACEたくやさんの「俺らはFiSHBORNがいたから今日ここに来た FiSHBORNがいいと思ったから来たから」という言葉
こんな私でも全然大丈夫やん なんも問題ないやんと思った
こうやってちょっとずつ認めていけたらめっちゃいいよなあ
こんな私でも、この瞬間だけは誰かの一番になりたい というラブソングを歌った日
この3人で音を鳴らしたあの25分間は絶対に嘘じゃないです
たぶん全部曲になる