変わっていくこと、進み続けること

やっとわたしの中で、わたしたちの中で、少し整理がついたと思うので、長くなってしまうかもやけどこれを書きます

 

 

 

バンドメンバーとして5年半近く一緒にやってきたあづみが、バンドをやめました。

 

まず、直近のライブ出演をいくつかキャンセルしてしまったこと、迷惑と心配をかけてしまったライブハウスの方、バンドの先輩、同期、後輩、それに応援してくれている方々、本当にごめんなさい

 

 

「大切なお知らせ」がバンドの解散やとかメンバー脱退やとか悲しいお知らせが多くなってきてツライなあと思ってたら、まさかそれを出す側になるとは、という感じ

バンドは形のないもので、そのバンドをやっている人の変化と一緒に音楽もバンドの性格もどんどん変わっていくもの、という認識はあったけど それが実感に変わったなあと思います

 

 

 

バンドを辞める。

5年間、生活の一部になっていたバンドを辞める。大きな決断だと思います

 

わたしがきいた理由はひとつではないです

 

とにかくもう一緒に音楽を続けることはできない ということで

わたしたちにとってもすごく突然のことではあったけれど 彼女はこの選択をしました

 

 

あづみがバンドをやめたい、という気持ち自体を伝えてきたのは実は少し前のことで、わたしはそれでもなんとかして一緒にバンドを続ける方法はあるはずと思って話し合いながらここまでやってきました

 

ただ彼女の中でいろいろな考えというか、本気でやっていたからこその悩みもたくさんあったやろうし

そういうものが積み重なった結果、辞めたい という気持ちが 辞める という決断に変わってしまったのだと思います

 

 

 

 

FiSHBORNは、うれしいことに「神バランス」「この3人がいいね」と言ってもらえることがよくありました たぶんそれは音楽的にも、精神的にも、いろんな面で、だと思います

この3人でないと、なんていうか、だめになるとわたしは思っていたので 

今回、あづみがやめるならこのバンドは解散、という話も実は出ていました

 

 

ただ、わたしはまだ、ステージの上から自分の歌を歌うこと、もっと広い景色を見ること、を諦めたくないと思っています

あとこれは今の状況の中ですごく安心できることやけど、沙月もわたしと同じ気持ちでいてくれているみたいです

 

 

これはメンバーが変わる変わらない関係なしのことやけども、

これからのことはどうなるかわかりません。未来のことは誰にもわからんので

 

ただFiSHBORNはまだ続いていくし、このバンドにいつか終わりが来るとしても絶対にそれは今ではないです これは約束

 

 

 

もちろん不安とか寂しさが全くないかと言われればそうではないです

ドラムを叩ければ誰でもいい、ベースを弾ければ誰でもいい、なんていう考えで2人とやってきたわけじゃないから

 

 

でも、前を向くしかないんよなあ 

 

あづみとわたしたちは同じ方向には進まなかった というだけで

彼女も、わたしたちも、人として全く別人になるわけでもなく ただこれからの人生を考えた時にそういう選択をしただけの話やし

それぞれの目指すところへ今まで通り全力で進んでいくということは変わらないです

 

 

ひとつだけ言えるのは、2人になってしまったけど、それでもまだFiSHBORNを見てくれる人がいるなら、その人たちに「やっぱり2人だけではだめやな」と言わせるつもりはないです 言わせないようになります 

 

 

 

 

 

これからのこと、

 

いま決まっているライブは、同期や先輩をサポートドラムとして迎えて出演します

 

今回のことで、バンドは自分たちだけでやってるわけじゃない、ということを改めて何回も感じました


バンドの仲間が増えること わたしたちが音楽を鳴らす場所と機会をくれるライブハウスの人たちがいること わたしたちの音楽を聴いてくれる人がいること
これ以外にも いろんな人がいて、その人たちと音楽で繋がって、そこではじめてわたしたちのバンドの活動は成り立っているわけで

 

ぐらぐらになってしまったわたしたちが今なんとか立て直すために動けているのもこういう繋がりのおかげやとほんまに思います、感謝しかないです

 

それに、まだまだわたしたちはこの繋がりがある限り、何回でも最強になれる気がします

ばっちりやるから、みんな見ててなあ

 

 

 

そして、いまのわたしたちのこと

 

さすがに落ち込んだし、もうダメか〜!!という気持ちにもなったけど
これからの野望についてミーティングして
ひさしぶりにスタジオに入って、でかい音出して歌うっていう最高のやつをやった今
まだまだやるしかない、いまわたしが向き合ってるのはやるかやるかの1択問題という気持ち

まずは明日、新体制での一発目のライブ
新しいスタートの日にする

 

 

 

 

最後に、

 

わたしは、あづみがいままでやってきたことや、彼女と一緒に3人で作り上げてきたものが嘘ではなかった、というのは実感として間違いなくあるし、そう信じていたいなあと思うから

一緒に作った最後の曲になっちゃったけど
「拝啓」という曲、あしたはあづみにあげるな

 

 

作った曲はずっと残っていくんよなあ


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ライブが始まる時のこの瞬間、めっちゃ好きやったで

 

 

 

 

いろんな人にたくさん心配もかけてしまったけど わたしはいま、前を向けています

 

まだしばらく夢を見ることはやめられなさそうな予感がある

いけるところまでいくで

 

 

 

まあ言葉や文で伝わることは少ししかないから、ライブ、見に来てください
いままで以上になります、ならないとだめやと思ってます それを見せるから
まだわたしはライブハウスに居続けることをやめんぞ

 

 

 

 

案の定長くなってしまったしうまくまとまってるかもわからんけど これがわたしのいまの気持ちというか、頭の中にあること

 

最後まで読んでくれてありがとう

 

またライブハウスで!